新郎だって結婚式の主役!メンズフォーマルの種類

結婚式の主役は「新婦」とよく言われますが、新郎だって結婚式の主役!!特別な日だからこそ、フォーマルウェアをカッコよく着こなしましょう。

プランナー藍
プランナー藍

とはいっても、フォーマルの世界では、男性が女性の装いに合わせるのが常識ですので、新郎の衣裳はドレスが決定してから、選ぶとスムーズですよ。

メンズフォーマルの種類

モーニングコート

モーニングコート

午後6時までの正礼装。
乗馬用に大きくカットされた前裾と、ジャケット丈が長いのが特徴。グレー系のベストが一般的な欧米スタイル。パンツはコールズボンと呼ばれる黒とグレーの縦縞のスラックスを組み合わせる。シャツはウイングカラーまたはレギュラーカラーで、袖口がダブルカフスのものを。
タイは白黒の縞柄か、シルバー系の結び下げ、またはアスコットを。アスコットタイの場合には、ウイングカラーシャツを着用。

テールコート

テールコート

午後6時以降の正礼装。
「燕尾服」「ホワイトタイ」とも呼ばれ、後ろ身頃が燕の尾のように長いのが特徴。ホワイトタイという呼び名の通り、コットンピケ素材の白い蝶ネクタイを合わせるのが正式とされる。ベストやシャツ、ポケットチーフも白で揃える。もちろん手袋も白。スラックスの側章は2本が原則。靴はエナメル素材のものがベスト。
上下ともに黒が一般的だが、濃紺、白、グレーなどカラーバリエーションも増えてきた。

フロックコート

フロックコート

昼間の礼装。
英国貴族の正装で、乗馬用に簡略されたモーニングの原型。フロックコート+ベスト+ズボンは、現代のビジネススーツの原点ともいわれる。ジャケット丈が長く、膝まであるのが特徴。礼装として着用する場合は、ウイングカラーシャツにアスコットタイを組み合わせるのが正式。ベストは必須。
近年人気が高いデザインで、時間を気にせず着用するケースが増えている。

ディレクターズスーツ

ディレクターズスーツ

昼間の準礼装。
欧米のエグゼクティブが愛用したスーツが原型。モーニングコートとブラックスーツ(礼服)の中間的なスタイル。パンツはコールズボンと呼ばれる黒とグレーの縦縞のスラックスを組み合わせる。シャツはレギュラーカラー、ウイングカラーともに可だが、袖はダブルカフスのものを。タイはシルバーグレーの結び下げ(ネクタイ)が基本。フロックコートと同様に、近年人気が高いデザイン。

タキシード

タキシード

午後6時以降の準礼装。
テールコートのホワイトタイに対し「ブラックタイ」と呼ばれる。ブラックタイという呼び名の通り、シルク素材の黒い蝶ネクタイを合わせるのが正式とされる。胴にカマーバンドを巻きベストを着用しないのが特徴だが、ベストを着用することもある。シャツはレギュラーカラー、ウイングカラーともに可。スラックスの側章は1本が原則。サスペンダーと白のポケットチーフを忘れずに。

 
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