遠方から来てくれる親戚や友達の旅費・交通費、いわゆるお車代というもの。どうするか、頭が痛いですね…。
招待される立場になれば欲しいけど、招待する立場になれば予算が苦しい。そんなことろではないでしょうか?<
結論から言います。 「ご祝儀貧乏」という言葉があるとおり、招待された方もいろいろとお金がかかるもの。
地域によって習慣が違うと思いますが、予算が許すかぎりお渡しするのがベターです。
お車代の渡し方
お車代の用意は、意外と時間がかかるもの。
新札を用意したり、封筒にゲストのお名前を書いたり、金額を確かめたり…。
前日の晩に慌てないように、早めに準備をしておきましょう。
受付で渡してもらう
一般的なのは、当日、披露宴の受付でポチ袋に入れた現金を渡す方法。
受付の方から渡してもらう場合は、事前に打合せをしておきましょう。
ポチ袋は50音順などに並べておくと渡しやすいですよ。
ご両親から渡す
披露宴の会場前の時間や披露宴の食事歓談中に、ご両親があいさつに回りながら渡す光景もよく目にします。
渡し間違えないように、ご両親とよく打合せをしておきましょう。
新郎新婦から渡す
タイミングを見計らって新郎新婦から渡してもOKですが、新婦は当日一番忙しいく、渡し忘れる可能性があります。
新婦から渡すのは、できるだけ避けたほうがいいかもしれません。
チケットを送る
招待状に飛行機・新幹線などのチケットを同封したり、出席の確認をしたあとに、飛行機・新幹線などのチケットを送付する方法もあります。
あらかじめお車代を渡すことを伝えておく方が親切なので、出席の確認をした後に送る場合は、招待状やメッセージカードに一言添えておきましょう。
「お車代をご用意させて頂きます。ご多用中、大変恐れ入りますがご出席の程、宜しくお願いいたします。」といった一言を添えておくと丁寧です。
お車代を包めそうにない場合
お車代をあまり包めそうにない場合は、招待状を送る前に電話を入れましょう。
「あんまりお車代包めないけど、良かったら来てね。無理しなくていいからね。」
「お車代は出せないけど、それでも良かったら来てくれる?」
こういう気遣いの言葉があるのとないのでは大違いですよね。
小額のお車代を渡す際は「心ばかりですが・・・」「ほんの気持ちですが・・・」と断ってお渡ししましょう。<
ホテルや飛行機などの予約は、ネットから申し込むと割引があることも。
結婚式をするホテルや式場が提示する宿泊代と比較して、賢く予約をしましょう。
宿泊費のみを負担する場合
「お車代は出せないけど、宿泊費はこっちで負担するから、次の日観光でもして。」
と招待状もしくは電話で伝えましょう。
観光マップなどをおふたりで手作りすると、さらにいいですね。
その土地ならではのおいしいものが食べられる場所や、必見の観光スポットなど、おふたりならではの観光マップは大変喜ばれると思います。